みみよりブログ

今日は、レッドカードを掲げます

日記

こんにちは。

今日6月12日は、「児童労働反対世界デー」です。

世界には、義務教育をさまたげる労働や、
法律で禁止されている労働についている子どもたちがたくさんいます。
その数、1億6800万人。世界の子どもの9人に1人にあたります。

こうした児童労働に反対する「ストップ!児童労働キャンペーン2015」に、
今年もブルーナさんのイラストが使われています。

*トピックス 「ストップ!児童労働キャンペーン2015」
https://www.dickbruna.jp/news/201504/2998.html

レッドカード


こちらのイラストは、1999年、オランダ労働組合連盟のポスターに、ブルーナさんが描いたもの。
涙をひとつぶ流す男の子の表情に、胸がしめつけられます。
時と場所をこえて、ブルーナさんの子どもたちへの思いが伝わってきます。


レッドカード

児童労働はよくないと思うけれど、自分には何ができるだろう。
そしたらね、児童労働反対!の気持ちを表すことからはじめませんか?

7月5日まで、児童労働反対の意思を表明するキャンペーン
「レッドカードアクション」が実施されています。
レッドカードを掲げ、写真を撮り、SNSなどでシェアする、というキャンペーンです。

キャンペーンの参加方法はこちら。
http://cl-net.org/campaign2015/redcard.html

※国際労働機関(ILO)が世界的に展開する「Red Card to Child Labour Campaign」に賛同し、
児童労働ネットワークが日本での実施を呼びかけています。


私たちも参加しよう、ということで、レッドカードを掲げて集合写真を撮ることに。

あ、目つぶっちゃった!
あれ、セルフタイマーにしたー?
などと、手こずっておりましたら、
ちょうどブルーシープのKさんが、打ち合わせにいらっしゃいました
すみませんが、ちょっとシャッターをよろしいですか。

ということで、無事に集合写真が撮れました。


レッドカード

ところで、これは何の写真なんですか?とKさん。
かくかくしかじかご説明しましたら、
では僕もと、パシャリ。


レッドカード

この瞬間、この会議室で、児童労働反対の輪がひとつ広がりました。

みなさんもぜひ、キャンペーンに参加して、
児童労働にNo!の輪を広げていただければと思います。

No!の輪!

レッドカード


さて、ブルーシープ刊の「ディック・ブルーナ ミッフィーと歩いた60年」の中で、
著者の森本俊司さんは、ブルーナさんからこんな言葉を聞いた、と記しています。

「人はだれも、
子どもの頃の素晴らしい思い出をスーツケースにしまい込み、
人生という旅を続けています」

人生という長旅には、そんなスーツケースが必要なのです。
この子も、あの子も、どの子も。
どうか、世界中の子どもたちのスーツケースが、
あたたかな思い出でいっぱいでありますように。

今日は、「児童労働反対世界デー」。
日本の片隅で、そんなことを思います。

シフレ ユーラシアトランク


アイ

*ぬいぐるみ、トランク等は私物です。