こんにちは。

ミッフィーのふるさと、オランダの子どもたちは、
今頃わくわくしているんじゃないかな。
今日、12月5日は、シンタクラース（聖人ニコラス）の日の前夜祭です。

子供達はプレゼントを入れてもらうため、
暖炉やラジエーターの横に自分達の靴を置いておきます。
靴の側にはシンタクラースの馬のためにニンジンと水を置き、
子供達はシンタクラースを称える歌を歌ってから眠りにつきます。

クリスマスの前夜、プレゼントを入れてもらうために靴下をつるしておく、
サンタクロースのお話と似ていますよね。
シンタクラース聖ニコラスは、サンタクロースのモデルになった人物なのだそうですよ。

11月のなかば頃、シンタクラースは、おとものピートとともに、オランダにやってきます。
こんな格好で。

おとものピート（左）とシンタクラース（右）
の格好をしたミッフィーたちです。

12月5日は、学校は午後からお休み、会社も早く終わることが多いのだそう。
子どもたちはシンタクラースからプレゼントをもらい、
家族や友人同士でもプレゼント交換をします。
プレゼントには自作の詩を添えるんですって。ロマンチックですね。 

ミッフィーたちも詩を考えていたりしてね。

日本とは違うお祝いの習慣、とても興味深いです。


＊こちらの情報を参考にさせていただきました。

・オランダ政府観光局
http://www.holland.or.jp/nbtc/event-event_news-sintnikolaas.html

・岩波書店「イップとヤネケ　シンタクラースがやってくる！」
アニー・M・G・シュミット　作
フィープ・ヴェステンドルプ　絵
西村由美　訳 

シンタクラースにまつわる１０のお話がおさめられています。
この日を心待ちにする、オランダの子どもたちの様子が楽しく描かれています。 

アイ